Teeth grinding and clenching
歯ぎしり・食いしばり

grinding

馬車道のKデンタルオフィスでは、歯ぎしり・食いしばりに対してボトックス注射を用いた治療を行っています。咬筋(顎の噛む筋肉)への注射で過剰な筋肉の働きを一時的に緩め、歯の摩耗・破折・詰め物の脱落・頭痛・肩こりといった症状の改善が期待できます。1回の治療は15〜30分程度で完了し、仕事帰りでも受診しやすい治療です。

目次

Section 01

当院の歯ぎしり・食いしばり治療における特徴

ボトックスで筋肉の過緊張を直接緩めます

マウスピース(スプリント)は歯への直接的なダメージを防ぐ効果がありますが、歯ぎしり・食いしばりという筋肉の過剰な活動そのものを止めることはできません。ボトックス注射は咬筋にアプローチして筋肉の収縮力を直接弱めるため、歯ぎしりや食いしばりの力を根本から緩和することができます。

歯の保護だけでなく、頭痛・肩こり・エラ張りの改善も期待できます

強い歯ぎしりや食いしばりによって発達した咬筋は、過剰な力が顎関節だけでなく頸部・肩・頭部にも波及することがあります。ボトックス注射で咬筋の緊張を和らげることで、頭痛・肩こりの改善、さらにエラの張り・首のむくみが緩和されて顔全体がすっきりとした印象になる効果も期待できます。

15〜30分の短時間で完了する治療です

1回の治療は15〜30分程度で終わります。術後の安静は特に必要なく、当日から通常の生活を送ることができます。通院回数も少なく、忙しい方でも継続しやすい治療です。効果の持続期間は3〜6ヶ月で、繰り返し行うことで習慣的な症状が改善されるケースもあります。

Section 02

歯ぎしり・食いしばりとはどのような状態か

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歯ぎしり(ブラキシズム)とは、就寝中や日中に無意識に歯を擦り合わせたり(グラインディング)、上下の歯を強くかみしめたり(クレンチング)する習慣のことです。多くの方は自分が歯ぎしりをしていると気づいていません。

歯ぎしり・食いしばりの際に歯にかかる力は、体重の約1.5倍に及ぶとも言われています。これが毎晩繰り返されることで、歯・顎関節・周囲の筋肉に深刻なダメージを与え続けます。特に食いしばりは昼間でも無意識に行われることが多く、デスクワーク中・スポーツ中・集中している時などに起きやすいとされています。

Section 03

放置するとどうなるか

歯ぎしり・食いしばりを放置すると以下のような問題が生じる可能性があります。

歯への影響

歯の表面が徐々にすり減って短くなり、先端が欠けやすくなります。セラミックや詰め物が繰り返し割れたり外れたりすることも起こりやすく、重症化すると歯根が割れて抜歯が必要になるケースもあります。特に根管治療後の歯はもろくなっているため、過剰な咬合力が加わると破折リスクが高まります。

顎関節への影響

顎関節への過剰な負担が蓄積することで、顎関節症を引き起こすことがあります。口が開けにくくなったり、顎の痛みが慢性化することがあります。

全身への影響

咬筋の過緊張は頭痛・肩こり・めまいなど全身の症状として現れることがあります。慢性的な頭痛に悩んでいる方の中に、歯ぎしり・食いしばりが原因のケースが少なくありません。

補綴物への影響

セラミック・インプラント・入れ歯など、高額な補綴物が早期に破損するリスクが高まります。補綴治療を行う際には、歯ぎしり・食いしばりのコントロールが非常に重要です。

Section 04

ボトックス治療の内容と流れ

ボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一種です。神経から筋肉への命令(アセチルコリン)の分泌を一時的に抑えることで、筋肉の収縮力を弱める効果があります。美容分野では表情筋への注射が一般的ですが、歯科では咬筋への注射によって歯ぎしり・食いしばりを緩和する目的で使用されます。

触診・診断
咬筋の発達具合・張り・痛みの有無を触診で確認します。歯の摩耗状態・被せ物の状態・顎関節の状態も確認し、ボトックス治療の適応を判断します。
注射(15〜30分)
張っている咬筋の部位に頬側から数ヶ所注射します。筋肉注射のような感覚がありますが、非常に細い針を使用するため針刺入時の痛みは最小限に抑えられます。
術後の経過
当日から通常の生活が可能です。術後は顎がだるくなったり、硬いものが噛みにくくなることがあります。個人差はありますが、注射から1〜2週間後から効果を実感できるようになります。
4効果の持続と再治療
効果は3〜6ヶ月持続します。効果が切れる前に再度治療を受けることが理想的ですが、歯ぎしりなどの習慣的な症状は数回の治療で大幅に改善されるケースもあります。

※注射による内出血・あざが出ることがあります(一時的なもので自然に消えます)。
※筋肉注射のような痛みがありますが、短時間で終わります。

Section 05

マウスピースとの違い

比較項目 マウスピース(スプリント) ボトックス注射
目的 歯への直接的なダメージを防ぐ 筋肉の過緊張を直接緩める
歯ぎしり自体への効果 止める効果はない 力そのものを弱める
使用方法 就寝中または日中に装着 注射(3〜6ヶ月に1回)
頭痛・肩こりへの効果 間接的 期待できる
エラ張りへの効果 なし 期待できる

マウスピースとボトックスは目的が異なるため、組み合わせて使用することもあります。特に歯ぎしり・食いしばりが強い方でインプラントやセラミック治療を行う場合は、補綴物を守るためにボトックスとマウスピースの両方を使用することをお勧めすることがあります。

Section 06

料金

治療内容 料金(税込)
歯ぎしり・食いしばり治療(ボトックス) 33,000円
Section 07

よくある質問

ボトックスの効果はどのくらい持続しますか?
個人差がありますが3〜6ヶ月が目安です。繰り返し行うことで習慣的な歯ぎしりや食いしばりが徐々に緩和されるケースがあります。
ボトックス注射は痛いですか?
筋肉注射のような感覚があります。事前に表面麻酔を行うことは通常しませんが、非常に細い針を使用するため痛みは最小限です。注射時間も数分で終わります。
食いしばりが強いのですが、何回ほど治療が必要ですか?
症状の程度によりますが、習慣的な症状は複数回の治療で大幅に改善されるケースが多いです。数回継続することをお勧めしています。
マウスピースをすでに使っているのですが、ボトックスも受けた方がいいですか?
マウスピースとボトックスは作用が異なります。歯ぎしりが非常に強い方・マウスピースを装着しても歯が割れてしまう方・頭痛や肩こりが強い方にはボトックスの追加をお勧めすることがあります。
施術後すぐに効果が出ますか?
多くの方は1〜2週間後から効果を実感できるようになります。注射直後から即効果が出るわけではありませんので、しばらく経過を見てください。

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