馬車道駅から徒歩3分、Kデンタルオフィスでは「できる限り歯を削らない・抜かない」を基本方針に、患者様一人ひとりの状態に合わせた虫歯治療を行っています。ダイアグノデントペンやマイクロスコープ・う蝕検知液を活用した精密診断で、早期発見・最小限の処置を徹底しています。虫歯は早い段階で対応するほど、歯を残せる可能性が高まります。痛みや違和感を感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。
当院では「歯を抜くことは負け」という院長の信念のもと、可能な限り天然歯を保存することを最優先に考えています。特にC1段階の初期虫歯については、ヨーロッパの虫歯管理基準を参考に、ただちに削るのではなく、口腔内カメラや各種検査で患者様自身に状態をご確認いただいたうえで、自宅でのセルフケアと当院での定期管理を組み合わせた形で経過を見ていきます。
ただし、この方法は定期的なメンテナンスが継続できることが前提です。メンテナンスが途絶えてしまうと虫歯の管理が困難になり、大きくなってしまう可能性があるため、当院での定期的な受診がしっかりと続けられる方に適した対応です。治療が必要な段階になった場合も、削る量を最小限にとどめるMI(最小侵襲)治療を実践しています。歯の寿命を少しでも長く保つためのこだわりです。
虫歯治療において「どこまで削るか」の判断は非常に重要です。感覚や経験だけに頼った判断は、取り残しや過剰な削除につながることがあります。当院ではマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)で患部を大きく拡大しながら処置を行うとともに、カリエスチェック(生活歯用)とカリエスディテクター(失活歯用)を状況に応じて使い分け、虫歯に侵された部分だけを選択的に除去します。目で見て確認しながら進める治療が、精度の高い仕上がりと再発防止につながります。
保険の銀歯やコンポジットレジンやCAD/CAMは費用を抑えられる一方、歯との硬さの違いから経年で隙間が生じやすく、二次虫歯のリスクが高まります。保険の詰め物の寿命は文献上平均5〜7年とされており、外見上は問題なく見えていても内部で虫歯が進んでいることがあります。
当院では治療が必要になった段階で、再治療のリスクが低い素材としてオールセラミックインレー・ジルコニアインレー・ゴールドインレーなどをご提案しています。患者様のご要望・歯の状態・噛み合わせ・費用のご都合を丁寧にお聞きしたうえで、一緒に素材を選んでいきます。長い目で見たときに「あの時ちゃんと選んでよかった」と感じていただけることが大切だと考えています。
虫歯とは、口の中の細菌が食事中の糖質から作り出す酸によって、歯のエナメル質や象牙質が溶けていく病気です。口の中には数えきれないほど多くの細菌が存在していますが、その種類や量・唾液の性質・食習慣・歯の硬さなどが複合的に絡み合うことで、虫歯になりやすいかどうかが変わってきます。
普段、口の中は中性に保たれており、この状態では虫歯は進行しません。しかし飲食物に含まれる糖質を摂取すると、口の中の細菌が酸を産生し、口腔内が酸性に傾きます。通常は唾液がこの酸を中性に戻す「再石灰化」が起きますが、酸性状態が長く続くと再石灰化が追いつかなくなり、虫歯が進行していきます。
虫歯の怖いところは、初期段階ではほとんど自覚症状がないことです。「なんとなく気になる」という段階で受診いただくことが、最もよい結果につながります。
虫歯が進行するにつれて、体にさまざまな変化が現れます。初期は「なんとなくしみる気がする」程度の軽い違和感にとどまることが多く、この段階で気づいて受診できれば治療も最小限で済みます。
虫歯がさらに進むと、冷たいものや甘いものが強くしみるようになり、やがて温かいものでもしみるようになります。神経に達すると、何もしていなくてもズキズキとした自発痛が現れ、食事も睡眠もままならないほどの強い痛みになることがあります。さらに進行すると、隣接する歯にも悪影響が及んだり、歯並びや噛み合わせへの影響が出ることもあります。
症状がないからといって虫歯がないわけではありません。定期的な受診で早期発見することが、歯を長く守ることへの第一歩です。
歯の一番外側にあるエナメル質が溶け始めた段階です。この時点では痛みがないことがほとんどで、ついつい放置してしまいがちです。
当院ではC1の段階では、ヨーロッパの基準に則り、すぐに削るのではなく口腔内カメラで状態をご確認いただきながらブラッシング指導と定期的なメンテナンスで経過管理を行います。削らずに虫歯の進行を止められる可能性があるため、歯への侵襲を最小限に抑えられます。ただし定期メンテナンスの継続が大前提です。
エナメル質の内側にある象牙質にまで虫歯が進行した状態です。象牙質はエナメル質より軟らかく、虫歯の進行が速くなるため、治療が必要になります。
比較的小さい範囲であればコンポジットレジン(合成樹脂)を充填します。範囲が広い場合は歯型を採って詰め物(インレー)を製作します。この段階で再治療リスクの低い素材を選ぶことが、将来的な抜歯を遠ざけることにつながります。歯と詰め物の硬さが異なると徐々に隙間が生まれ、そこから細菌が侵入して二次虫歯になることがあるためです。
オールセラミックインレー・ジルコニアインレー・ゴールドインレーなど、各種取り扱っています。
虫歯が歯の神経(歯髄)まで到達した状態です。この段階では細菌が歯髄に侵入し、激しい痛みを伴うことがあります。
治療は感染した歯髄を取り除き、根管内を徹底的に清掃・殺菌して密封する「根管治療」が必要になります。症例によっては、MTAセメントや特殊な抗生物質を使って神経を保存する処置(歯髄保存療法)を試みることもあります。
神経を抜いた歯はもろくなりやすいため、精密な根管治療と適合の良い被せ物を組み合わせることが、歯の寿命を左右します。根管内はラバーダムを使った無菌的な環境で徹底的に清掃し、細菌が再侵入しないよう緊密に封鎖することが重要です。
歯の上部(歯冠部)がほとんど溶けて失われ、根の部分だけが残っている状態です。C3と同様に根管治療を行い、残った歯根に被せ物をするか、やむを得ない場合は抜歯となります。
抜歯後はブリッジ・部分入れ歯・インプラントなどの選択肢があります。それぞれにメリットとデメリットがあるため、患者様が十分にご理解のうえで選択していただけるよう、丁寧にご説明します。当院では「本当に抜歯が必要か」という点から一緒に考えますので、他院で抜歯を勧められた方もまずはご相談ください。なお、抜歯後の処置の計画次第で、抜歯のタイミングも変わってくることがあります。抜歯の前にご相談いただけると、より多くの選択肢をご提案できます。
当院では麻酔の前にペンレス(表面麻酔薬)を塗布し、皮膚の感覚を十分に鈍らせてから電動麻酔器(オーラスター)で圧をコントロールしながらゆっくりと麻酔液を注入します。使用する針は33Gという非常に細いものを採用しており、麻酔専門医のもとで研修を積んだ院長が丁寧に処置します。
「麻酔の注射が怖くて歯医者に行けない」という方は少なくありません。当院では無痛治療を一つのポリシーとして、麻酔の痛みを最小限に抑えることにこだわっています。不安なことがあれば、治療前に遠慮なくお伝えください。
当院では、レーザー光を歯に当てることで虫歯の進行度を数値で診断できるダイアグノデントペンを導入しています。歯を削ったり痛みを感じたりすることなく、肉眼や従来の触診では発見が難しい初期段階の虫歯を早期に検出できます。
数値で虫歯の状態を客観的に確認できるため、「削るべきか経過観察するか」の判断の根拠にもなります。「できるだけ歯を削りたくない」「虫歯を早め早めに見つけて予防したい」という方にとって、非常に有効な検査法です。虫歯が気になる方はぜひお気軽にご相談ください。
虫歯はプラーク(細菌のかたまり)をコントロールすることで予防できます。毎日のブラッシングに加え、歯間ブラシやデンタルフロスを活用して歯と歯の間の汚れを取り除くことが大切です。ご希望の方には正しいブラッシング方法の指導も行っています。
また、定期的に歯科医院でPMTC(プロフェッショナルクリーニング)を受けることで、自宅のケアでは落としにくいバイオフィルムや歯石を除去することができます。バイオフィルムは約3ヶ月で再生されるため、3ヶ月に一度の定期メンテナンスをお勧めしています。
当院では患者様それぞれの口腔内の状態を確認したうえで、その方に合った歯ブラシや歯磨き剤・補助清掃用具をご提案しています。「何を使えばいいかわからない」という方も、ぜひご相談ください。

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